ライヴはキツイ

お久しぶりでございます。

昨日は半年ぶりのミルキィズのライヴでした。もうひとつTICTACSっていうバンドも見たかったんですが、出番の時間が判らなくって、行った時には終わった後でした。

ミルキィズはトリの前。段々と出演がうしろになってきました。先日の東京でのライヴではトリだったと言うから成長してきましたね。



しかしやっぱり1人欠けてると言うのは、サウンドに大きく影響してるように思うなあ。コーラスの点でもね。
欠けてるメンバーが戻ってくると、今度は新婚のドラマーが産休で抜けたりしてね。



今、抜けてるのはサイドギターだからなんとかなってるけど、ドラムが抜けるとどうするんだろ。心配だ。

それにしても、2時間経ちっぱなしで３バンド見たんだけど、腰が痛くてね。行く前からちょっと痛かったんだけど、ミルキィズ終わった時点では最悪でした。
20歳若かったらね。腰も大丈夫だろうし、メンバーと恋仲になったかも(笑)

静寂の中の音

今回のリマスター。目立って変った部分とそうでもない部分の両方ありますね。

僕はもともと「サウンド分析」ってのが、昔から担当だったので、ヘッドフォンでピンの落ちるような音まで拾って聞いて行くのが仕事でしたから、割と音の奥まで聞くことは珍しくないんです。
誰かがリマスターを聞いて「アイム・ダウンでジョンのグリッサンドのオルガンの鍵盤をさわる指の音が聞こえた!!」って書いてたけど、それは以前のCDの時から聞こえていたことだし、そういうのを探して行く仕事だったので新たな感動は今のところ、あんまり無いんです。
タイトルの「静寂の中の音」って言うのはたとえば「フレーズとフレーズの間」とか「エンディングの残響」とかそういうような音を出していないところでの音と言う事です。そこに何を見つけるかで僕の仕事と言うのは良し悪しがでるんです。

今回嬉しいのは、そういうものが結構拾えてます。たとえば「Paperback Writer」でイントロのコーラスのあと、ジョージがSGでカッコイイフレーズを弾いてポールがリードボーカルに入る瞬間、今までに聞こえなかった小さなため息のような息遣いが聞こえます。

「You Can't Do That」ではリンゴがオーバーダブしたコンガの打面の皮の貼り具合というか、皮の質感がじつによくわかるようになりました。

逆もあります。わざわざベースを前に持ってくるようにスピーカーキャビネットのでかいスピーカーをマイクがわりに録音した「Paperback Writer」のベースがイマイチ響きません。リッケンバッカー・ベースでの奔放なフィンガリングとピッキングを楽しみにしていたんですけどね。「Rain」なんかももっとギターの音が立っていても好さそうなのにイントロを聞いた時に昔のAMラジオで聞くようなモッタリした感じに聞こえてがっかりしましたね。

どれだけそういうものが拾えるか、それが課題です。
と言うと、楽しめてないみたいだけど、実にわくわくして楽しんでますのでご安心を(笑)

第一印象

今回のリマスター。私はステレオの方の最初の2枚をざっと聞いただけなので、いいも悪いもまだ何も言えません。
ただ一つ、EMIに文句言いたいのはステレオBOXもモノと同じ高さにしろよって事ね。CD棚に仕舞いにくいじゃないか。キャピトルの時も同じ箱にすりゃいいのに形変えるし。

mixiの僕の日記に寄せられた情報によると、スピーカーで聞くことが前提のミックスだと言う事だし、ステレオのPPMのラブミードゥとPSアイラブユーはモノに差し替えられてるし、ちょっとずつ文句あります。

全部聞いてみないことには判りません。聞いてみてからの評価にしましょう。
今言えるのは「ゼアズ・ア・プレイス」のジョージのギターはよく聞こえるようになってたってことぐらいかな?

傍らにリッケンバッカーを

またまたお久しぶりです。１０日ぶりの更新です。

お盆です。今日は亡くなった義父の三七日の法要で坊さんが来ましたが、なにしろお盆のど真ん中で、いつものお寺さんじゃなくて応援の坊さんが来ました。
年配の人で、お経は短いは、そのあとの法話はないわ、お菓子はむき出しで(普通は敷いてある紙に包む)持って帰るわ、終わったとたんに胡坐はくむわ、ちょっと変わってましたな。

さて、こちらはお盆もクソもなく、ビートルズ進行中です。ホワイトアルバムが残り数曲のところまで来ています。
ここら辺まで来ると、演奏方法の解説を書くのにやっぱり自分で音を取らないといけないことも多いので、ギターを横に置いて書いてます。どの辺の音域を使ってギター引いてるかとか、ベースの音の入れ方とかね。
アンプにつないで音を出すんじゃなくて、ちょっとした確認だからなんでもいいんだけど、生ギターは夜中に弾きにくいし、場所取るので、一番最初に手に入れたリッケンバッカーを置いてます。

なかなか扱いづらいギターで何度も手放そうかと思ったギターですが、初めて手に入れたリッケンバッカーで想い出深いので置いてます。実際問題、オークションに出したこともあるんだけど、ショーシスケールだし、ビートルズ楽器じゃないから売れなかったんですわ。ショートスケールは弾きにくいし人気ないんよね。

ショートスケールのギターは太い弦を張らないとテンションがなくってフニャフニャの音しか出ないんですわ。で、太い弦を張るから押さえづらいし、ピッキングには力がいるしで、なかなか気合を入れないと良い音が出ません。出る音は割とヘヴィだしね。ジョンやCCRのジョン・フォガティはこんな弾きにくいギターであれだけの演奏してたんだからスゴイと思いますわ。

さてホワイトアルバムはあんまり好きじゃなかったんですわ。４人がバラバラなんて評判だしね。でもこれの方がサージェントやマジカル辺りに比べるとずっと４人の演奏が多いですわ。まあオブラディみたいな曲に相当長い時間使って、リンゴが切れて脱退したりなんてこともあるけど、ジョンとジョージの共同作業が多くて僕はそれだけで嬉しくなっちゃうんですわ。

もうすぐ２時。もうちょっと頑張りましょう。今から「サボイ・トラッフル」です。ジョージやジョージや♪
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これ面白いね。ジョージの「食」集め(笑)

東京ビートNo.1

締め切り過ぎること６日。ようやく完了。CDも返送してここ２,３日だけつかの間のオフです。

さて、先日予告だけしておきましたザ・ムーンライツ。最近のイチオシです。

若いロックンロールバンド、しかもマージー系と名乗るバンドは結構多いんです。ただしメジャーデビュー出来るのはほとんどいないんです。メジャーのレーベルのセンスがないのか、それとも外から見るとダサイのかなんとも言えませんが、ケーブルで若い連中のビデオクリップ見てると見たようなバンドばっかりで個性がないんよね。

そんな中、こないだ見て度肝抜かれたのが、このムーンライツでね。最前列で見てきたんだけど、mixiにも書いたけど「キャバーンやスタークラブでのビートルズはきっとこんな感じだっただろうな」っていう印象でした。
以前にもストライクスなんてマージー系のバンドいたんだけど、それ以上に６３年のイギリスを再現してます。
楽器のこだわりも大したものでね。リッケンバッカー９５０(チューリップ・シェイプ、ショートスケール)、ギルド・スターファイア、そしてヘフナーのフルボディベースなんてコレクターの写真で見るだけの楽器ばっかりです。
まずは僕が撮ってきた映像をどうぞ。


彼らがイチオシの「ダーリン、ダーリン」PVです。


東京でのステージの様子。


私、この手のバンドに対しては結構うるさいです。でもこのうるさい私が認めた、このムーンライツ。
時流の売れ筋ではないかもしれないけど、ロックンロールの芯が通ったいいバンドです。
愛嬌もあるし、なかなかいい連中ですよ。

サインも貰っちゃったよ。

聞けなかった２曲

ここ数年、避けて通ってた曲が２曲ある。
ひとつはアメリカの「金色の髪の少女」。もうひとつはコブクロの「風」。

どちらもタイトルも見たくなかった。聞けばたちまち涙がポロリ。

理由はまだ話せない。

でも最近、聞いても平気になった。涙が出ることもない。
進んで聞こうとは思わないけど、避けて通らなくてもいいようになった。
もう大丈夫だ。大丈夫だと思う。

来月のラインナップ

珍しく月内に来月分が来た。ちょっと楽だけど、知らんアーティストばっかり。

ジョン・ウィリアムス　　スター・ウォーズの人?
テレビジョン・パーソナリティーズ　　知らん
ポールキャッツ　　知らん
ヒットパレード　　知らん
ローウェル・フルスン　　知らん
佐藤公彦(ケメ) う～ん
スターバック　　知らん
フォーマリー・ファット・ハリー　　知らん
リチャード・ジュリアン　　知らん
ケニー・ランキン　　AOR? だと嫌だなあ
シルヴィ・バルタン　　これは好きだ
シルヴェイン・シルヴェイン　　NYドールズ?
レイジー　　今月１番大量
ずうとるび　　同時代(笑)
リリイ&洋士　　洋士って誰?
野沢亮司　　知らん
シバ　　　フォーク?
生田敬太郎　　フォーク?
コリン・マッキンタイア　　知らん
デイヴ・エドモンズ　　　大好き
ナイトフライト　　　知らん
ケニー・パーク　　知らん
嘉門達夫　　大好き
ベンチャーズ　　　得意や
フランク・シナトラ　　大御所

このソネブロではAOR好きの皆さんが多いようなので、気が引けるんだけど、私AORダメなんですよ。
AORとプログレとパンクとヘビメタは外してくださいと言ってるのになあ・・・。

シバとかケメとかのフォークもやだなあ。文句言わんとこ。実験音楽よりマシだろう。

待たせるぜ!

大好きなマーシャル・クレンショウ、ようやくニューアルバムの発売のアナウンスがあった。
スタジオ録音は実に６年ぶり。
間にライヴ盤やベストはあったけど。。。
どうせ日本盤の発売ないからアマゾンで予約しました。

レコード会社もまた変わって、もう名前もわからないインディーズみたいなところになってしまったけど、
元気で活動して、出してくれるだけでもありがたいよ。

来日公演もあったらいいんだけどなあ。前回は大震災の時だったから、とてもいけなかったけど。
(今度はそれよりも状況悪いかも。)


最新映像です。今まで使ってそうで使ってなかったリッケンバッカー使ってますね。３６０かな?

タグ：マーシャル・クレンショウ

今月のラインナップ

遅ればせながら今月のラインナップをば。到着して６日経ちますので赤字はもう終わった分です。青字は一部終わったもの。

ワルター・マルケッティ　　実験音楽
スーザン・カドガン　ラヴァーズ・ロック(レゲエ)
アストロノウツ　エレキ
アンソニー・フィリップス　アンビエント・ミュージック　この人だけで１９８曲!!
ディープ・パープル　ご存じハードロック
スティーブ・マリオット　元スモール・フェイセズ
ディッキー・ベッツ　サザン・ロック
リチャード・アーンショー　??
ジョニー・ギター・ワトソン　
ホラシオ・ヴァギオーニ　実験音楽
ジョン・ケージ　実験音楽
アルヴィン・ルシエ　実験音楽
フアン・ヒダルゴ　実験音楽
ミゲル・アンヘル・コリア　実験音楽
ペトル・コティーク　実験音楽
ビル・ブランドン　??
杏里
ボブ・マーチン　??
マモル・マヌー　元ゴールデン・カップス
アンディ・ロバーツ&ザ・グレート・スタンピード　ブリティッシュ・ロック
デレトリオ・ストラトス　実験音楽
鈴木雅之
シェイン・ワード　??

実験音楽はうんざりしました。聞き続けると気が狂いそうなのありますよ。

今日までのところで収穫というか、よかったのは
「アンディ・ロバーツ&ザ・グレート・スタンピード」

ブリティッシュ・カントリー・ロックって感じなんだけど、アナログ盤はなんと１５００枚しかプレスされなかった激レア盤なんだそうです。実にかっちりしたいい演奏でした。キーボードはズート・マネー。
１曲だけどラトルズのレコーディングでギター弾いてたオリー・ハルソールが参加してます。
とってもいい感じのテレキャスター・サウンドでしたわ。

今、終わってるのが、８８曲。ちょっと予定より遅れてます。これからが本番です。

Bestじゃないよ

ジョージの新しいベストの曲目発表になった。

・・・ん～、あんまり嬉しくないなあ。

Let It Roll: Songs by George Harrison (CD, digital)

1.Got My Mind Set On You
2.Give Me Love (Give Me Peace On Earth)
3.The Ballad Of Sir Frankie Crisp (Let It Roll)
4.My Sweet Lord
5.While My Guitar Gently Weeps [Live] - Concert For Bangladesh
6.All Things Must Pass
7.Any Road
8.This Is Love
9.All Those Years Ago
10.Marwa Blues
11.What Is Life
12.Rising Sun
13.When We Was Fab
14.Something [Live] - Concert For Bangladesh
15.Blow Away
16.Cheer Down
17.Here Comes The Sun [Live] - Concert For Bangladesh
18.I Don't Want To Do It
19.Isn't It A Pity

「ブローアウェイ」も「チアダウン」も嫌いじゃないよ。でもダークホース・イヤーズが多すぎだよ。
バングラデシュのライヴから入れるんなら「バングラデシュ」だろうよ。
どうして「ダークホース」も「ディンドン」も入ってないんだよ。

ベストではなく、「Song by　・・・」だから、単なるコンピと考えることにしよう。

上の写真貼り付けて、今頃発見。ジョージ１２弦の副弦張ってなかったんだ。