SSブログ

隙間の時代 [music]

以前、サエキけんぞうさんとmixiの中で意見があった話題で(その結果マイミクにしてもらったんだけど)、大きなムーブメントの後には次のムーブメントまで隙間の時代があるって話。
たとえば50年代にロックンロールの大ブームがあって、ビートルズが出てくるまでの混沌とした時代がある。
日本だとグループサウンズの時代が終わってニューミュージックの時代が来るまでのニューロックやフォークが入り乱れた時代。

アメリカで言えば1959年にロックンロールの終焉がくる。そしてキャンディポップスという青少年の父兄が目くじらを立てない音楽が流行る。ビーチボーイズやヴェンチャーズが出てくるまでの時代。そこで活躍したのがボビィ・ヴィー。バディ・ホリーの再来のように扱われてバディ亡きあとのクリケッツと共演したり、ヴェンチャーズともアルバム出してなかったっけ。ちょっとロックンロール系のキャッチーなポップスで人気があった。


「燃える瞳」というタイトルで僕はジューシィ・フルーツのカバーで知った曲なんだけど、大好きな曲だ。このクリップは何らかのB級映画の一場面だと思うが、実にばかばかしくって楽しい。


「ラバーボール」 これはもう完全にバディ・ホリーになりきって唄ってますね。


「Take Good CareOf My Baby」これはビートルズ・ファンにはお馴染の曲。ジョージがカバーしてました。


「キャンディマン」。僕はブライアン・プールとトレメローズのカバーで知った曲。これがオリジナルかどうか知らないけど、割と好きな曲なんだ。このテイクはヴェンチャーズとの共演盤なんだけど、やっぱりこういうロックコンボと組ますといいね。

アメリカのこの時代の曲は太平洋をわたって、日本ではロカビリーのあとの「カバーポップスの時代」(漣健児の時代と言ってもいいかもしれない)の曲としてわずかに鼻を開かせるのですが、アメリカではビートルズ、日本ではエレキの前に健闘むなしく消えて行ってしまうのでした。
nice!(2)  コメント(4) 

nice! 2

コメント 4

paddies

おはようございます。
隙間の時代
今はどんな時代なんでしょうかね・・・
自分自身は、なかなか新しいモノを受け入れられなくなっていますが、
何か新しい動きがあるんでしょうか
自分が気付いていないだけかもしれませんが(笑)
by paddies (2009-09-30 05:04) 

petbottler

>paddiesさん

これは終わってみないと判らないかもしれないですね。
ただ90年代以降はボーダーラインが無くなってきてるから
昔みたいな大きなムーブメントはないかもしれないですね。
by petbottler (2009-09-30 13:26) 

夏の塩

燃える瞳のビデオクリップの脳天気さに爆笑。
いいなぁ、よき時代のアメリカって感じで。
そうですね、もう一世を風靡するようななにかって無いような気がします。
by 夏の塩 (2009-09-30 21:40) 

petbottler

>夏の塩さん

バイクの上の大股開きが最高だと思いませんか?
深夜のビーチパーティですよ(笑)
岩の上から飛んで受けてもらうのも勇気要りますよね。
by petbottler (2009-09-30 22:36) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

ライヴはキツイ浅田熱 ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。